「学校行事」カテゴリーアーカイブ

18年度卒業式 19年度入学式

2018年度卒業式、および2019年度入学式が3月30日に行われました。

肌寒い日がまだ続いておりましたが、卒入学式当日は朝から晴天に恵まれ、とても暖かな春らしい陽気に包まれました。
例年の卒入学式会場であるアウラは改修工事中であるため、今年はPhilip Melanchthon教会をお借りして式を執り行いました。教会はステンドグラスから差し込む柔らかな光に包まれた温かみのある佇まいで、中央学園に相応しい素敵な会場になりました。

卒業式は新たな船出でもあります。66名の生徒児童が名前を呼ばれて壇上に上がり卒業証書を手にする姿は、緊張した面持ちと共に凛々しく印象的でした。保護者の皆さまも、お子さんの成長を改めて実感することができたのではないでしょうか。その一方で笑いあり涙あり、終始和やかな雰囲気で中央学園らしくアットホームな式となりました。

ご卒業された皆さん、ご入学された皆さん、おめでとうございます。新しい門出を心よりお祈り申し上げます。
来賓の皆さまには、ご多用にもかかわらずご列席くださり誠にありがとうございました。ご祝辞まで賜りましたこと、心よりお礼申し上げます。

素敵な会場をご提供していただいた教会関係者の皆さま、式を運営するにあたり設営や荷物運搬、式花の活け込みなどお手伝いしてくださった保護者の皆さま、ご協力いただきましてありがとうございました。

この度は素晴らしい卒入学式になりましたこと、改めてお礼申し上げます。

2018年度小正月会

会場の人数規制や会員の増加に伴い、本年度も午前は幼稚部、午後は小学部以上に分かれての開催になりました。
また、今年の小正月会は学習発表会の時と同様にコメニウス小のアウラが工事中という事で、体育館が小正月会のメイン会場、そして本校校舎の地上階の廊下にて、図書のバザー(午後のみ)やビュッフェの販売、お餅の配布が行われることとなりました。

小正月会会場へは保護者1名のみの入場規制がひかれた本年度も、寒い季節がら廊下会場で待機されるご家族の方も多くいらっしゃいました。体育館と校舎に会場が大きく離れてしまうというイレギュラーな開催の中でも、保護者の方のご協力により本年度もまた、<少しでも会場の雰囲気を>という事で小正月会のライブ中継が昨年同様に行われました。
どんな状況であってもより良い会場作りにご協力くださる保護者のご厚意には感謝してやみません。ビュッフェや餅丸めなどご協力いただきました保護者のみなさまにも心より御礼を申し上げます。

そして、例年とは異なる状況での開催でしたが、教員会と保護者代表会のみなさまの丁寧な準備や誘導のおかげで、例年と変わらず日本の伝統的なお正月の遊戯を楽しむ子どもたちの声が会場に響きわたり、餅つきの実演にはみな目を輝かせ、大相撲の勝負に白熱し、獅子舞での厄払い、最後はお年玉をいただいての、素晴らしい小正月会となりました。

会員のみなさまのご協力により成り立っている本校の運営です。
本年度もまた改めましてご協力いただけますようよろしくお願い申し上げます。

2018年度小学部以上学習発表会

2018年11月24日(土)に小学部以上学習発表会が行われました。
会場予定のコメニウス小のアウラが工事で使用できないことが直前に発覚し、本年度の学習発表会の会場は316教室に変更するしかありませんでした。人数規制のある会場で、せめて子ども達にはなるべく他の子の発表も見せてあげたい。

教員会が知恵を絞り、最悪な状況の中でも最善の方法を検討してくだいました。50人定員の狭い会場のため、急遽ご来賓もお断り、会場は劇発表にあわせて観客も細かく入れ替わる体制となりました。

ならば、せめて待機会場の教室で劇の同時中継を行えるようにしようと、映像中継機材を持ち込んで保護者の方が朝からセッティングをしてくださったのにも関わらず、機材の不具合からそれもかないませんでした。「何とか多くの人に子ども達の発表を見せたい」という一心で一部の保護者の方々は、ご自分のお子さんの発表を見逃しても最後まで諦めずに動いてくださっていました。

不測のトラブルにより、会場も演出も二転三転した今回の学習発表会となりましたが、教員会の先生方の御尽力により、混乱するような事もなく子ども達はのびのびと発表を行っておりました。

ベストのセッティングでの本年度学習発表会とはなりませんでしたが、本学園に関わるみなさんの連携プレーの良さや、行動力にも感動する発表会となりました。

教員会のみなさま、保護者代表会をはじめご協力をいただきました保護者のみなさまのご尽力に改めて感謝申し上げます。

2018年度 合宿

2018年10月20日(土)21日(日)、今年も晴天に恵まれたWannsee近郊にて合宿が行われました。
合宿では主に劇学習に取り組みました。その他にも、劇学習の合間には湖のほとりで思い思いに遊んだり、夜には日本語を使ったゲームなどを行ったりしました。

二日間を通して日本語環境に身を置き、学年・クラスの垣根を越えて子どもたち同士が交流し、助け合い、絆を深めることができる、それが本校の合宿です。

合宿終了後、ぐったりする教員とは対照的に、エネルギーが有り余っている様子の子どもたち。
「夜は友だちとおしゃべりしていてあまり寝られなかったけれど、楽しかった。来年の合宿が待ち遠しい。」そんな声が聞こえてきました。

教員

本年度の合宿におきましても、荷物の運搬等を保護者の皆さまにご協力いただきました。ありがとうございました。
今後ともご協力をよろしくお願いいたします。

2018年度 運動会

昨年は創立二十周年記念運動会だったにもかかわらず、雨の予報で前日に中止の決定がなされました。しかし、今年は好天に恵まれ、六月三十日、無事第二十二回運動会を開催することができました。

生徒数の増加に伴い、今年も幼稚部から高等部までで、二百四十名以上の申し込みがありました。当日は保護者の皆様のご協力の元、教員間のチームワークの良さと、中高校生たちは素晴らしい活躍で、下級生たちによい手本を示すことができたと思います。赤白に別れた応援は最後まで熱が入り、力の限り頑張る姿が数多く見られました。

運動会後は、幼稚部、小学年下学年・上学年、中高校生の四つのブースに別れてスイカ割りを行い、おいしいスイカにありつきました。また、櫓こそありませんでしたが、浴衣に着替えた子どもたちの可愛い盆踊り姿は、微笑ましい初夏の一コマになったと思います。

増え続ける生徒数の増加に伴い、他の行事同様、運動会の運営も毎年の見直しが求められています。しかし、ドイツに住む子どもたちに日本の良き伝統である運動会を経験させ、親と子が一体となって楽しめるよう、教員会として工夫を重ねたいと思っています。

教諭