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2018年度 合宿

2018年10月20日(土)21日(日)、今年も晴天に恵まれたWannsee近郊にて合宿が行われました。
合宿では主に劇学習に取り組みました。その他にも、劇学習の合間には湖のほとりで思い思いに遊んだり、夜には日本語を使ったゲームなどを行ったりしました。

二日間を通して日本語環境に身を置き、学年・クラスの垣根を越えて子どもたち同士が交流し、助け合い、絆を深めることができる、それが本校の合宿です。

合宿終了後、ぐったりする教員とは対照的に、エネルギーが有り余っている様子の子どもたち。
「夜は友だちとおしゃべりしていてあまり寝られなかったけれど、楽しかった。来年の合宿が待ち遠しい。」そんな声が聞こえてきました。

教員

本年度の合宿におきましても、荷物の運搬等を保護者の皆さまにご協力いただきました。ありがとうございました。
今後ともご協力をよろしくお願いいたします。

2018年度 運動会

昨年は創立二十周年記念運動会だったにもかかわらず、雨の予報で前日に中止の決定がなされました。しかし、今年は好天に恵まれ、六月三十日、無事第二十二回運動会を開催することができました。

生徒数の増加に伴い、今年も幼稚部から高等部までで、二百四十名以上の申し込みがありました。当日は保護者の皆様のご協力の元、教員間のチームワークの良さと、中高校生たちは素晴らしい活躍で、下級生たちによい手本を示すことができたと思います。赤白に別れた応援は最後まで熱が入り、力の限り頑張る姿が数多く見られました。

運動会後は、幼稚部、小学年下学年・上学年、中高校生の四つのブースに別れてスイカ割りを行い、おいしいスイカにありつきました。また、櫓こそありませんでしたが、浴衣に着替えた子どもたちの可愛い盆踊り姿は、微笑ましい初夏の一コマになったと思います。

増え続ける生徒数の増加に伴い、他の行事同様、運動会の運営も毎年の見直しが求められています。しかし、ドイツに住む子どもたちに日本の良き伝統である運動会を経験させ、親と子が一体となって楽しめるよう、教員会として工夫を重ねたいと思っています。

教諭

2018年度 幼稚部遠足 

2018年5月26日(土)、今年度もTreptow ParkのArchenhold天文台敷地内にて、幼稚部遠足が行われました。天気は昨年度とは大違い、子どもたちの熱中症が心配になるくらいの晴天。

11時から始まった遠足は、各クラスに分かれてのプログラムからスタート。こまめに水分補給をしながら、かけっこや鬼ごっこなど教室の中ではできない日本の遊びをしました。そして、待ちに待ったお昼休憩。子どもたちは新鮮な空気を吸いながら美味しいお弁当をもりもりと食べていました。

お昼休憩後、後半のクラスプログラムが始まる前に、みんなで日本の歌や手遊びを楽しみました。遠足の終盤、大人たちは暑さでヘトヘトでしたが、子どもたちはとても楽しそうに最後まで走り回っていました。

この遠足を通して「家庭生活で普段あまり使わない・聞くことのできない日本語や日本の遊び」が、遠足後も子どもたちの記憶の片隅に少しでも残ってくれたらいいなと願っています。

いつもながら荷物の運搬や後片付け、そして、沢山の子どもたちが参加したにも関わらず、大きな問題や事故もなく実施できたのは、保護者の皆様の大きなご協力があったからだと思います。改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

2017年度 卒業式 / 2018年度入学式

3月24日 2017年度卒業式、2018年度入学式および各種表彰式が本校アウラで執り行われました。
本年度は、高等部からの卒業生はなく、中学部、小学部の卒業式、幼稚部の卒園式となりました。
ご卒園、ご卒業をされた生徒のみなさん、誠におめでとうございます。ご臨席されましたご家族のみなさまにも、心よりお祝いを申し上げます。

また、本年度の卒入学式には、
在ドイツ日本国大使館 一等書記官兼領事 松永 直樹 様
ベルリン日本商工会 事務局長 志智 泰次 様
ベルリン日本語補習授業校 校長 齊藤 隆子 先生
本校評議員 小宮 尚子 様

が、お忙しい中ご臨席くださいました。
誠に有り難うございました。心より感謝申し上げます。

この節目の日を迎え、ご本人だけでなくご家族の皆さまにとりましても、これまでの日々の思い出と共に、感慨深い1日となったことと思われます。
卒業証書授与式にはじまりまして、校長先生ならびに、ご来賓の松永様、小宮様からは、卒業生に向けてあたたかい祝辞を頂戴いたしました。続きまして、新1年生がひとりづつ1年生の目標宣言をしていきました。一生懸命な宣言がとてもかわいらしく、みんなの目標が全部叶うといいな、と思いました。小学部卒業生による創作漢字イラストの発表、中学部卒業生のダジャレをふんだんに散りばめたとても楽しい発表を聞き、彼らのひとりひとりの中に日本語の言語文化が豊かに浸透し、彼ら自身のものになっていることに感動せずにはおれませんでした。

卒業式が終了した後には、改めまして入学式が行われました。
新たに小学部、中学部、高等部へご進級される生徒さんとご家族の皆さま、おめでとうございます!と大きく祝福させて頂きたいと思います。
親子二人三脚、いえ、ご家族のご協力がなければ子どもたちだけで補習校の学習も宿題も続くものではありません。ドイツの現地校と補習校に通い続けるというということは、並大抵の事ではありません。この1年間色々な事がありましたが、無事今年度が終了した事を実感すると共に、頑張った子どもたちを讃え、また心新たに、新学期もサポートをしなくてはと想う1日でした。

入学式の後には、各種表彰式も行われ、漢字検定合格者や本年度皆勤賞の子どもたちが表彰されました。おめでとうございます。

いつも子ども達を、丁寧に熱心にご指導してくださる教員会の先生の皆さま、本年度もありがとうございました。
卒入学式の準備、片付けをお手伝いくださいましたご臨席の保護者の皆さまにもお礼を申し上げます。
来年度も、どうぞよろしくお願いいたします。

保護者K

2017年度 幼稚部学習発表会

2018年2月24日、本校と東組合同の幼稚部学習発表会がコメニウス小学校のアウラ(講堂)にて行われました。
普段は教室の中でお友達と先生で行っている授業の内容を、この日は大きな講堂で、大勢の皆さんの前で発表をする日です。はりきる子に、恥ずかしくて怖気付いてしまう子、ふだん通りに淡々と発表できる子と、いろいろですが、小さい子どもたちにとっては緊張の発表会、いや、親子で緊張の発表会だったのではないでしょうか。

普段、教室やご家庭では見れない子ども達の横顔を垣間観ることができたり、1つ歳を重ねただけなのに理解力や表現力が如実に豊かになり、表情や振る舞いも変わっていく姿に驚かされるのが、幼稚部の学習発表会の醍醐味でもあります。上手にできても、うまくいかなかったとしても、この経験は、これから色々な場面で生きてくることでしょう。
毎回、子ども達に明るく元気に楽しい授業を行ってくださっている教員の皆様、いつもありがとうございます。
会場設営や準備等にご協力いただきました保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。

保護者K