昨年は創立二十周年記念運動会だったにもかかわらず、雨の予報で前日に中止の決定がなされました。しかし、今年は好天に恵まれ、六月三十日、無事第二十二回運動会を開催することができました。
生徒数の増加に伴い、今年も幼稚部から高等部までで、二百四十名以上の申し込みがありました。当日は保護者の皆様のご協力の元、教員間のチームワークの良さと、中高校生たちは素晴らしい活躍で、下級生たちによい手本を示すことができたと思います。赤白に別れた応援は最後まで熱が入り、力の限り頑張る姿が数多く見られました。
運動会後は、幼稚部、小学年下学年・上学年、中高校生の四つのブースに別れてスイカ割りを行い、おいしいスイカにありつきました。また、櫓こそありませんでしたが、浴衣に着替えた子どもたちの可愛い盆踊り姿は、微笑ましい初夏の一コマになったと思います。
増え続ける生徒数の増加に伴い、他の行事同様、運動会の運営も毎年の見直しが求められています。しかし、ドイツに住む子どもたちに日本の良き伝統である運動会を経験させ、親と子が一体となって楽しめるよう、教員会として工夫を重ねたいと思っています。
教諭