晴天に恵まれた３月２３日、２０１２年度卒業式、および２０１３年度入学式が、コメニウス小講堂にてとり行われました。
節目、お別れ、そして、新たな始まり。児童・生徒にとってさまざまな意味を持つ『卒入学式』。

今回の卒業生３０名のうち、２名の高校生は、長年慣れ親しんだ学び舎ともお別れです。別離の寂しさ、そして新たな未来への決意を、作文や歌に込め披露しました。

新入生３０名は、歌や作文、詩でこれからの目標を発表しました。そして、彼らの発表には、卒業した先輩たちのその後を受け継いで行く意志が表れていました。 「意志」というのは、上級生の下級生に対する思いやりではないでしょうか。特にだれが指導したというわけではないのに、本校の上級生には自然とそのような「思いやり」が毎年受け継がれているように思えるのです。「お世話されていた生徒が、お世話する側になる」ことを、卒入学式は生徒に自覚させます。

また、 式を無事に運営するにあたり、今年もたくさんの方々の「思いやり」に支えられました。奏楽をかって出てくださった方、生け花をしてくださった方、会場設営 に協力してくださった保護者の方々、この場を借りて御礼の言葉を述べさせていただきます。ありがとうございました。